こころの風景

60歳以降の給与が減らされても、さほど手取りは変わらない?

60歳以降の給与は少なくてもいいのかも。手取りで考えてみました。

定年後の再雇用では、給与が4割から6割減る人が半分以上といわれています。4割から6割 と一言で言いますが、もともといくらもらっているかで金額は全然違ってきます。

59歳の月給与4割減5割減6割減
500,000の場合300,000250,000200,000
250,000の場合150,000125,000100,000
59歳の年収の平均   
男性 769万円461万384万307万
女性 431万円258万215万172万

59歳男性の平均年収は769万円。59歳女性の平均年収が431万円。

これから計算すると、4割減ると年収は男性が461万円女性が258万円となります。

これをさらに賞与を考えずに、月割で見てみると、4割減で、男性38万円。女性21万円になります。

 4割減5割減6割
38万円32万円25万円
21万円18万円14万円

当たり前ですが、4割減と6割減だとずいぶん違います。男と女でもずいぶん違います。

これは額面です。そこから、社会保険料や税金を差し引いたものが手取りになります。

女性限定で考えてみます。

賞与を入れない計算で考えると、もともとの月額が36万くらいです。女性で36万円もらっている人が多いのか少なのかはおいておきます。(実際には賞与が年間80万円くらいで月額が30万円くらいの計算が妥当かもしれません)

月額36万円だった人が、月額21万円にさがった場合、高年齢雇用継続給付金も支給されます。

高年齢雇用継続給付金は60歳以前の6カ月の給与より、75%以上さがった場合もらえます。

36万円の手取りは、29万円から27万円くらい。

21万円の手取りは、17万から15万円くらい

75%以上下がっているので、高年齢雇用継続給付金が31500円くらいもらえます。

これは手取りにプラスです。そして特別支給の老齢厚生年金があります。金額は人によって違いますが仮に5万円とした場合、手取りの合計額は25万円になります。

36万円の手取りが29万円、21万円の手取りがもろもろで合計24万円~25万円。

額面が15万下がったのに対し、手取りは4万円から5万円しか下がらないことになります。

給与の金額が下がった分、勤務時間が短くなるとか、勤務日数が少なくできるという選択ができる場合なら、手取りだけで考えると時給単価はさほど変わらなそうです。

特別支給の老齢厚生年金とは

特別支給の老齢厚生年金とは、対象者が限定された60歳からもらえる老齢厚生年金です。年金金額と給与金額で月額\280000円以内なら年金がもらえます。

在職老齢年金とも言います。働きながらもらえる年金ですね。

でもここで注意するのは、この計算には前年度の賞与の金額が12分の1計算されて入ってくること、高年齢雇用継続給付金をもらっている場合は額に応じて減額があることです。

在職老齢年金の限度額引き上げ

2022年4月からは、月額28万円だった上限額が月額47万円に改正されます。これは大きい変更です。

この引き上げを考えると、給与は1円たりとも減らされたくないですね。

59歳女性の平均年収が431万円。月額に直して36万円とした場合、47-36は11万円。11万円までは在職老齢年金がもらえることになります。

つまり今までの計算も関係なくなります。ありゃ。

いろいろ計算してきましたが、実際のところは各個人によって計算が違ってきます。

また4割から6割カットと言いますが、大企業の数字だと思います。もともと年収の低い中小企業の場合はそんなに下げてないはずです。

25万円の給与の4割カットだと生活保護より少ない

25万円の月額で、4割下げたら15万円。手取りは12万円くらいでは?これでは生活保護より少なくなってしまいます。

東京都の場合、単身者の生活保護は13万円までもらえるようですから。老後に生きていくだけでかかるお金。ゆとりのある老後にお金はいくら必要なの?

もちろん、在職老齢年金はもらえるけれどそれにしたってどうでしょう。

62歳再雇用の心の中

62歳。ここまで来たら、再雇用の契約の金額の1円単位で右往左往して計算してしまいます。

今は、仕事の引継ぎをしています。若い人に仕事を引き継いでいくのは、当然のことだと思います。

でも65歳まであと、2年半もあります。求められていない中、お金のためだけに仕事に行くことにモチベーションを保ち続けることは難しくむなしいです。

コロナ禍での閉塞感と、やりがいのない仕事のむなしさ。同時に仕事があることのありがたさ。いろいろな気持ちが心の中で交錯します。

ワクチンを打つとか打たないとかではなく、コロナの不安感、誰でもありますよね。

♪こんな時代もあったよねといつか笑える日がくる♪ そう。きっとくるね。

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